2014年8月19日火曜日

スカイマークがストップ高 - エアアジアによる買収はありえるのか?

スカイマーク株が前日比+50円のストップ高となり230円まで回復してきました。

LCCの競合先であるエアアジアが経営支援の検討に入ったというニュースが好感されたようです。

すでに経営権の獲得に向けて具体的な手法を始めており、金融機関との資金調達の調整に入っているとのことでした。

実現性もありますが、バリュエーションもどうなるのでしょう。仮に本日の230円の二倍の値がついたとしても、私の購入単価は680円前後なので、まだまだ赤字の水準です。

JALやANAも含めた買収合戦に発展すれば値段もつり上がって面白いでしょうが、既に主要な航路をおさえている大手二社にはスカイマーク買収のインセンティブはなさそうですね。

やはり羽田発着枠が喉から手がでるほど欲しいと思う外資系に限られるのでしょうね。

あまり期待はせずに見守っていこうと思います。

ただ、スカイマークが単独で生き残っていくのは非常に難しいはずなので、どこかの段階で他社の資本参加は免れないでしょう。

なぜかと言うと、2014年6月末時点での株主資本が380億円しかないからです。

報道されているような700億円規模の違約金が発生すれば債務超過になりますので、上場を維持できません。株主のことを考えると、身売りしてでも資本の流動性を確保しようとするのではないでしょうか。

と書きながら、うーん、あの社長がそういう判断をしてくれるかはあやしい気がしてきました。。。

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