2013年11月30日土曜日

日経平均が下落するのではないかと私が思う理由

先週は日経平均が1万5,727円をつけ、2007年12月以来、約6年ぶりの高値を更新したことがニュースとなりました。

ドル円も102円台まで円安が進み、このまま年末に向けて株価の上昇期待が高まるところです。

しかしながら私は1万5,000円台に復活したタイミングで、7年保有していた日経平均インデックスの投資信託を売却しました。

逆張りとまでは言えませんが、周りが株高ムードのときこそ潮時とみて早めに利益確定をしておこうと思ったのです。日経平均先物を空売りする勇気まではないので、逆張りとは言えません。

株高ムードの潮時と考えた根拠は二つあります。

一つは、世界的な金融緩和がそう長くは続かないのではないかという予感。特に日本の株高は、日本国内の金融緩和だけではなく、アメリカの金融緩和による株高と外国人による日本株の買い越しの恩恵を受けている気がします。アメリカが金融緩和にブレーキをかければ、日本株もすぐに急落するのではないかと思っています。

もう一つは、日経平均主要銘柄のバリュエーションです。特に値がさ株と言われる3銘柄ですが、以前の記事で紹介をした東洋経済の無料ツールでみると、予想PERでファーストリテイリングが43倍、ファナックが33倍、ソフトバンクが18倍です。

優良企業であることは間違いありませんが、PERから見ると過熱気味の気がしています。ちなみに私はPERが20倍を超えると高いなという感覚でいます。ソフトバンクは18倍ですが、NTTドコモが13倍です。

もちろん、まだまだこのバリュエーションが続いたり、上がり続ける可能性もありますが、ただ、私が気になっているのは、下がるときは急激に下がるのではないかと言うことです。個人的には、上がり続けて欲しいですけどね、私の保有している内需中心のポートフォリオ銘柄達も含めて。


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