2002年に日本経済新聞社が出版した本だが、
10年経っても、20年経っても変わらない価値のある本だと思う。
言わずと知れたバフェットなのでこの場での紹介は省くが、
まずはそのバフェットの投資遍歴を具体的に書いてくれているところが面白い。
また細かい章立てになっており、共感できる投資の心構えをいくつも案内してくれている。
私なりにこの本から学んだことを一言で表すならば、
「EPSの伸びる株に長期で投資せよ」ということ。
株価 = EPS x PER
と考えると、PERは市場のセンチメントなど外部要因に左右されることが多い。
小さな個人投資家として将来のマクロの経済動向を予想することは難しい。
かわりにできることは、EPSの伸びが期待できる企業を選択して投資することだ。
その際に、四半期ベースの業績を予想するのではなく、
3-5年のスパンでの成長性をみるようにすれば、だいたいの目星はつくような気がしている。
私はこの観点から、介護銘柄やインターネット商取引の銘柄が、
市場規模拡大の観点から成長性があるとみて投資をしているのだ。
もちろんこれが正しいかどうかが判明するのはまだまだ先の話だが、
今のところ幸先は悪くないと言える。
今後もEPSの伸びそうな企業を探して、ゆったりとした気持ちで投資していきたい。
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